70人が本棚に入れています
本棚に追加
「ところで、引っ越す前は、どこにいたんだ?」
「え?なんで引っ越したこと知ってるんですか?」
ピキッ
(ビクッ)
「あんだけでかい声でで喋れば誰でも分かるだろ。」
「そ、そうでしたか。それはしちゅ…失礼しました。」
(うわぁ、噛んだ、恥ずかしい〜!!)
詩織は、顔を赤くした。
また、平助は、
(ちょっと可愛いって、なに考えてんだ!?)
別の意味で赤面した。
「え、えーっとですね、その前に、今の西暦ってなんですか?」
「西暦ってなんだ?」
「えーっと…」
(なんで言うんだろう…)
詩織が説明に困っていると…
「副長それは、南蛮の年の数え方ですよ。だから、今は、1863年でしょうか。」
っと、優しそうな人が助言してくれました。
(作者、土方以外、みんな優しそうな人になっとるやないか!てへっ)
「そうなんです…ってえ?今なんて言いましたか?」
「え?今は1863年ですよっと言いましたけど…?」
「1863年!!??どうして!???」
「どう言うことか説明しろ。」
「はい。私がいたのは、20××なんですよ!?つまり、タイムスリップをしたと言うこと!?」
「たいむ…すりっぷってなんだ?」
「それは、未来から過去に時空を飛んでしまうことです。」
「ふざけてんのか?」
「違います!ちゃんと証拠もありますよ!!」
(どうりで歴史に疎い私でも聞いたことがあるような名前の人たちがいたんだ…)
詩織は、持ってきていた、鞄の中身を全て出した。
「これが証拠です!この時代には、ないものばかりでしょう!?」
「あぁ、そうだな…」
「認めざるおえないよね、土方さん」
土方は、少しの間考え、あることを提案した。
「じゃあ、疑いが晴れるまで監視をつける。で、もしも白だったら、女中として働けいいな?」
「いいんですか?ありがとうございます!!」
詩織は、少し涙を浮かべながらお礼を言う。
「じゃあ、自己紹介していくか」
「俺は、壬生浪士組副長、土方歳三だ。」
「僕は、さっきやったけど、壬生浪士組局長、近藤勇。困ったら、後ろの3人に相談してね!きっと年が近いと思うから。」
「はーい!ありがとうございます!」
最初のコメントを投稿しよう!