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「あぁ!うっせなぁ!!」
「!?」
「何でそんなでかい声で刀なんて言ってるんだよ?」
そう話しかけてきたのは、綺麗な顔立ちの男の人だった。
「はぁ、そんで、お前誰だ?」
「え?」
「急に門の前に空から落っこちてきてよ?」
(空から落っこちる?)
「無言を貫く気ですか?それなら…」
チャキ
(なんか嫌な音が…?)
「容赦は、しません」
私の背中に冷たい汗が一筋流れた。
(あっでも、この刀偽物かも!だって持ってたら違法だしね!!)
「あなた方こそ誰なんですか?」
私はそういいながら、刀を首から退けた。……素手で………
「は?って、お前何してんだよ?」
「早く手当てしないと!!」
「は?って私何もしてませんよ?ただ刀を退けただけで。まぁ少し痛かったけど…」
(痛かった?)
(まさか)
私は恐る恐る手を見てみると…
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