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えーと、こっち(幕末)にきてから色々あり、私は今広間にいます。
(えーっと、なに聞かれるんだろう?)
広間には緊張した空気が流れていた。
そんな中口を開いたのは…
「えっと、君が棚宮さんだよね?」
「えっ。あ、はい。」
「僕の名前は近藤勇、壬生浪士組局長だ。よろしくね!」
「おいおい、近藤さん簡単に名乗っちゃダメだろ。まだ、間者かもわからないんだから。」
土方は、眉間にシワを寄せて渋い顔をした。
「おい、お前。」
私は、誰が呼ばれたのかがわからなかったので、周りを見渡した。
(緊張して気づかなかったけど、後ろの右側には、起こしてくれた人、左側には、背が小さい青年?がいた。前には、鬼…ゴホンっ。綺麗な顔立ちの人と喋りかけてくれた人がいた。)
「なにキョロキョロしてんだよ。」
「いやぁ。誰が呼ばれたのかわからないので探してたんですよ。」
ピキッ
(なんか嫌な音が…)
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