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・・・で終わらせる予定でしたが、自分で読み直して、これはまずいと思いましたので、あとがきまで。
主人公は白き大魔道師テトなのですが、途中をざっくり省略してしまった為、結果的に赤魔女が主役みたいになってしまいました。
しかも名のある登場人物が3名のみという事態。
固有名を減らし物語を省略することで本来の主人公が主人公に見えなくなる。短編あるあるですね。
そして一応、登場人物紹介を。
テト
本作の主人公。緑の瞳の白き大魔道師。歴史上はじめて蘇生の呪文を使用したとして歴史に名を遺す。巷では蘇生の呪文の開発者とも言われるが、本人は黙して語らず。遺された赤いローブと魔道書は、彼の手により厳重に封印・保管され、人目につく事は無い。
リッチモンド・ウォーレン
銀の瞳の白き大魔道師。テトの命の恩人にして師。蘇生の呪文の実際の開発者、および動く腐乱死体と骨の戦士の生みの親。最後は不死の化物となり、赤魔女に討たれる。後世の名は不死の魔導師リッチ。
ファム
紅き瞳の赤魔女、または灰かぶりの魔女。吟遊詩人でもある。永らく歴史の陰に蠢く謎の存在だが、不老不死ではなく、不老の呪いを受けてるだけで、殺せば死ぬ。永く生きてるだけに、多才。また常に笑顔で、笑顔のまま喜怒哀楽を示す、不思議な感情表現の持ち主でもある。
このお話は復活の魔法の誕生秘話ですが、ゾンビとスケルトンの誕生悲話でもあり、不死の魔術師リッチの誕生悲話でもあります。
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