謝罪と約束と

3/10

1190人が本棚に入れています
本棚に追加
/570ページ
「……それは、私に不利ではないですか? 過去は変えられません。恩返ししたいと言うのなら、私があなたの代わりにロッコを支援しましょう……それでは、いかがですか?」 更なる提案に、恵理は黒い瞳を大きく見開いた。 そこまで買ってくれているとは思わなかった。 しかしもし皇太子に支援して貰えるのなら、恵理個人が恩返しするよりもロッコは豊かになるだろう。ロッコのことを考えたら、頷いた方が恩返しになる。
/570ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1190人が本棚に入れています
本棚に追加