第3章:colleagues ~仲間達~

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ビックベア研究員で日本人は彼と亮太の 二人だけなのだ。 啓祐は自動販売機で飲み物を買おう としていた。 「おっ啓祐。アヴニールの試験運転の前に 一息入れるのか?」 亮太は彼を見つけると声をかけて 歩み寄った。 すると啓祐の身体がまるで虫眼鏡で 見たかの様に伸縮してグニャグニャに (ゆが)んだ状態で一時停止ボタンを 押したかの様にピタッと止まった! (おどろ)いて声も出ない亮太。 次の瞬間、啓祐の身体は灰になったかの様に 粉々(こなごな)になり消えた…
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