第1章:夜空に想いをはせて…

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■ ーー宇宙に浮かぶ無数の惑星 ーー何処までも続くような宇宙岩礁地帯 自分の意識が何億光年もの距離を 一瞬で通り抜けた様な感覚があり 石神亮太(いしがみりょうた)は目を覚ました。 彼の意識はまだ朦朧(もうろう)としており 自分の部屋にいるのに 何処か別の空間にいる様に感じていた。 「夢でも見たかな? 今何時だ…夜7時か」 ガラス張りのベランダからは夜空を彩る 星の光が部屋の中に差し込んでいる。 それともう1つ美しい地球の息吹を 今夜は感じる事が出来る。
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