あとがき

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あとがき

どうも、ポンです。 本当は本編の方を書こうと思っていたのですが どうしても書けないので、得意とする短編小説 書かせて頂きました。申し訳ないです。 さて、今回の作品は 寒くて冷たい冬 がバックの季節となっています。 そして中身は男の子の片想い。 凍えるような苦しみを冬とマッチさせ 寂しさをより表現しようと冬に致しました。 また、初雪がまだ降っていないというのは 届きそうで届かない男の子の淡い恋心を 描こうと表現するために選びました。 普段は独りでいる男の子が誰かに恋し、 独りでいる事の寂しさに気づくそんなストーリーを 思い浮かべ作りました。 女の子は女の子で失恋しています。 女の子の一途な想いは深く描いてはいませんが 彼女の言動、行動が男の子に深く影響し、 諦めようと思い立っていた彼を強く動かしました。 それだけ彼女はとても大きな存在で 男の子の心の支えになっているのでしょう。 また、振った彼がどういう人物像か ハッキリ描いてはいませんが、人の心を 動かせる大きな存在である彼女に 思い続けられるほどの男であり、 彼の存在がまた、男の子の心を変えた といっても過言ではないです。 独りでいたはずの男の子が 誰かに恋をすることで 誰かに支えられ、誰かに心を鍛えられ そして、脆くもされてしまう。 雪は溶けて消えますが、それは 暖かさに包まれるからです。 きっと、彼もまた 暖かさに包まれ、冷たい氷を溶かし 幸せに生きていくのではないでしょうか。 今作で私は、 人間の弱さや強さをしっかり描けたと 自負しております。 最後に、あまり更新はできていませんが 私は小説は書き続けようと思っています。 理由は特にありませんが、 私の心の叫びは本であり、 私の心の支えもまた本であるからです。 本は人を写す鏡です。 鏡は真実を写し、反転する。 本は、人の気持ちの奥底を写し また、本は人の願いとは裏腹なものを写し出す。 私は本とは、そういうものだと思っています。 そして、この物語は 私の想いであり、私の望みであり そして、私の希望とは裏腹なものでもあります。 矛盾ばかりが交差するものが恋愛。 大切な人に好かれたいがために努力する。 だけれど、大切な人に幸せになって欲しいから 私なんかが…なんて。 でも私のことを好きになってくれれば幸せにする。 ほんとに矛盾ばかりです。 それでも何よりも大切なのは気持ちを伝えること。 伝えない限りは気づいてはくれないし 何も変わらないだろうと理解しています。 あなたは、大切な人に自分の気持ちを伝えましたか? 恋人でなくても構いません。 それが友人だろうと、家族だろうと、先生だろうと 大事なのは気持ち。 ありがとう、ごめん、好き。 確かにこんな照れくさい気持ちを伝えるのは 恥ずかしいし、難しいことでしょう。 でも、ちゃんと伝える事が 伝わらなくても伝えようとする努力こそが 重要だと私は思います。 長くなりましたがこれが本当の最後です。 こんな小さな作品でも 様々な人から様々な物を頂きました。 親友、想いを寄せる人、家族、先生… 私はその全ての人達に 「ありがとう。そして、これからも 迷惑をかけるだろうけれどよろしくね。」 と伝えたいと思っています。
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