第八章 『またたきに』
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「ごめん青砥さん、帰りに頬っぺたにまたキスしてもいい?」 「えっ」 「ごめん、それ以上は何もしないから」 ふふふ、と思わず笑ってしまった私に、塩瀬さんもまた頬を緩めた。 「はい、帰りにですね」 その日、私たちは幸せな気持ちに浸り、お揃いのカエル柄の風鈴を買って帰路に就いた。 ありがとう、嬉しそうに頬にキスをした塩瀬さんの表情を、私はずっと忘れたくないな。
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