ドタバタ!?白咲家 第1話

5/5
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
それから時が流れ、今の心結は自由自在に魔法を使いこなしていた。 「それ!」「やぁ!」 ステッキ1つで自由自在に魔法が使えることにとても楽しさを覚えていた。 彼女は呪文の要らない、簡易的な魔法を中心に勉強した。厨二病っぽく思われるのが嫌だったからだ。 おかげでステッキ1つで、炎、雷、雨。なんでも出せる。 「ふぅ、たのしかった~。さ、練習するぞー!」 最近彼女は「もっと高火力な魔法をつかえるようになりたい」と思い、呪文系の魔法も使うようになり始めた。 「──────تاناواناما هو شخص عنيد ، وسانانايا هو عنيد.」 一般人には到底理解できないような言葉で呪文を唱えると… ピカッ!ゴロゴロゴロゴロ!!! さっきとは比にならない強さの雷が落ちた。 「うにゃ!?やっぱりビックリするなぁ…」 その後も彼女は、沢山の呪文を使い、炎、水など、様々な魔法を出していた。 「ふう、さて、今日はこんぐらいでいいかな、みんなを起こしに行こう!」 ───心結は家路を駆けていった。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!