ドタバタ!?白咲家 第1話

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家に戻って、このことをお母さんに言った。 「でねでね!わたしが手をぱーってふったら、いきたりめのまえでかみなりがぴかーってなったの!」 「そうなのね…たぶん、みゅーちゃんは魔法を使えるようになったのだと思うわ。」 「まほう…?」 「魔法っていうのは、自分の中に魔力がないとできないの。その魔力を使って、火とか雷とか、色んなものを出せるのよ。」 「へー!まほうってすごーい!もっとたくさんのまほう、つかえるようになりたい!」 「そうねぇ…私もちょびっとだけ使えたから…魔法の本を持ってた気がするわ…」ガサゴソ… 「あ、あった。はい、みゅーちゃん、これを読んで勉強すると、沢山の魔法を使えるようになるわ。」 「わーいっ!わたし、これよんでたくさんべんきょうする!」 心結はそう言うと、自分の部屋へ戻って行った。 「みゅーちゃんは気になったものとか、自分のための事になると人一倍勉強するのよね…将来について心配する必要はなさそうだわ。ちょっと元気すぎるのが不安だけど…」 と、母親は安心していた。
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