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元来、夕暮れの【
誰
(
た
)
れ
彼
(
か
)
そ時】も【逢魔が時】も、明け方の【
彼
(
か
)
わ
誰
(
たれ
)
時】も同じ時間帯を表す言葉だったそうだ。 魔が宿る時間帯に見せられた幻想。 例えそれが魔でも、私にとっては優しい優しい一時だった。 昨晩、彼と共に見た河岸の揺れた光が繰り広げる光景を思い出しつつ、私は暁の空の下、向きを変え駅へ向かって歩き出した。 【終】
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