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「人間の性感帯は人それぞれだけど・・・お前はどうかな・・・?」
そう言って先輩が手を伸ばした所
そこは
「・・・!??!あんっ!!あっ・・・!」
同時に触られ、くすぐりとは異なる感覚がビビッと体全体を貫く。
出してはいけない声を、かなり出してしまった。
「おっと・・・騒ぐ子にはお仕置きが必要だな♡」
・・・お、お仕置き・・・??
先輩は、自分のネクタイを拾うと、それを・・・
「んっ!?むぐっ!?ん゛んっ!?」
「お前が騒ぐのがいけないんだぞ・・・♡」
自分は、ネクタイによって口を塞がれた。
猿ぐつわのように食い込み、呻き声のような音しか出ない。
「・・・なんか、囚われたヤツ見てーだな(笑)」
「ふごっ・・・ふぁあ゛ああひへふああい゛っ!!(わ、笑わないで下さいっ!!)」
だめだ・・・声が出ない・・・
ちょっと怖い・・・目に、たくさんの怯えが溜まってくる。
「あー、ごめんごめん。少し怖かったな・・・。」
先輩の手が、優しく包み込む。
このぬくもりがあると・・・安心するなぁ・・・。
「すぐ気持ちよくするから♡」
・・・はぁ?
自分の頭が「?」でいっぱいになった瞬間・・・
スルスルッ・・・
「んん゛っ?!んっ・・・んっ///」
・・・な・・・何だ・・・この気持ち・・・先輩・・・?
顔を上げ、自分の胸部を見つめる。
!!!
先輩の指の腹全体が、自分の胸部を・・・ゆっくり・・・じっくり・・・広い範囲を触っているのだ。
それはくすぐりというより 愛撫に近いものだった。
「そう・・・よーく見て・・・今、何されてる・・・?」
「ん・・・ん・・・♡」
「やっぱり・・・ここも効くんだね・・・♡」
こ・・・この・・・変態野郎・・・!!
そう叫びたくても、口は塞がれ、先輩に乗られているので身動きも取れない。
そうこうしているうちに
その感覚は 円を描くようにクルクルと優しく動き、段々と円周が狭くなっていく。
あ・・・・・・
まさかっ・・・!!
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