「内緒のゲーム」

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先輩の手によって目隠しを外された自分の目の前にあったのは・・・ 2・3枚合わさって持たれた、ティッシュペーパーだった。 「お前すげー!!!さすがはくすぐり好き!!」 「何ですかそのネーミング・・・まぁ、当たったなら良いですけれど・・・」 「それに・・・あの、首なぞったときの『あっ・・・』って声、なんかエロかったし♡」 「むぅぅ・・・///早く次行って下さい!」 「お?欲しがり♡」 「ほ、欲しがりじゃありませんって・・・んあっ♡」 「はいはい、いい子にしましょーねー♡」 こ・・・このドSっ!!! 再び目隠しをされ、耳が敏感になっていく。 「んっと・・・これはちょっとな・・・んー・・・あ、これにしよ。 さて・・・次はどこをくすぐろうかなぁー♡」 「っ!!!」 「んー?何で今ビクってなったのー?」 「うわぁっっっ・・・せ、先輩・・・耳元で・・・」 「こうやって耳元で囁かれると気持ちいい?」 先輩は、自分が困っている姿を楽しむように、軽く息を吹く。その生暖かい温度に、体全体が反応し、軽く飛び跳ねてしまうのだ。 「う・・・///ずるい・・・」 「ゲームには駆け引きが必要だからなー、さてさてそれでは・・・♡」
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