173人が本棚に入れています
本棚に追加
/127ページ
先輩の手によって目隠しを外された自分の目の前にあったのは・・・
2・3枚合わさって持たれた、ティッシュペーパーだった。
「お前すげー!!!さすがはくすぐり好き!!」
「何ですかそのネーミング・・・まぁ、当たったなら良いですけれど・・・」
「それに・・・あの、首なぞったときの『あっ・・・』って声、なんかエロかったし♡」
「むぅぅ・・・///早く次行って下さい!」
「お?欲しがり♡」
「ほ、欲しがりじゃありませんって・・・んあっ♡」
「はいはい、いい子にしましょーねー♡」
こ・・・このドSっ!!!
再び目隠しをされ、耳が敏感になっていく。
「んっと・・・これはちょっとな・・・んー・・・あ、これにしよ。
さて・・・次はどこをくすぐろうかなぁー♡」
「っ!!!」
「んー?何で今ビクってなったのー?」
「うわぁっっっ・・・せ、先輩・・・耳元で・・・」
「こうやって耳元で囁かれると気持ちいい?」
先輩は、自分が困っている姿を楽しむように、軽く息を吹く。その生暖かい温度に、体全体が反応し、軽く飛び跳ねてしまうのだ。
「う・・・///ずるい・・・」
「ゲームには駆け引きが必要だからなー、さてさてそれでは・・・♡」
最初のコメントを投稿しよう!