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両手を縛られた先輩・・・
唯一自由が効く足を、少し曲げたり伸ばしたりしている。
もしかして・・・どうすれば良いのか分からなくなってるのだろうか・・・。
さっきまでそっち側にいた身だから、恐ろしいくらいにそっち側の気持ちを悟ることができる。
助けてあげなくては・・・
「先輩・・・」
「何っ・・・うわぁっっっ!!」
無防備になった首筋を ツツっとなぞると、先輩は秒速で反応した。
「えっ何っ!?もう始まってんのっ!!?」
「先輩・・・ちょっと触っただけなのに、敏感ですね。」
「や・・・山崎・・・お前・・・」
「だめですよ先輩。」
「んんっ・・・!!!」
先輩の耳元に顔を近づけて、自分はこの言葉をささやく。
「和人って 呼んでくれないと お仕置きですよ・・・?」
そう言いながら首をやさしくくすぐる。
「やっっっ・・・やぁっ・・・♡か、かず・・・と・・・」
今までにない 気持ちよさそうな声だった。
そむききれていないその顔は、突然の襲撃と 初めての感触に 驚愕しつつ、感じている顔だった。
「そうです。そう呼んで下さい。雄太先輩・・・♡」
くすぐりをやめると、先輩はすでに息が上がっている。
「くすぐ・・・られるって・・・ハァ・・・ハァ・・・こんな・・・感覚・・・なの・・・?」
「そうですよ~♡ ひょっとして、もう感じてます?」
「やっ・・・そんなっ・・・こと・・・///」
「じゃあ、耐えられますよね?」
わざと目の前で タオルを広げて見せる。
「えっ、待って!まだ心の準備がっ・・・」
「今まで僕がどれだけ待ってって言っても、待ってくれませんでしたよね?」
口調は優しく・・・その戸惑いに満ちた瞳を たっぷりと覆う。
「うぁっっっ・・・!!!」
先輩って こんなに慌てるんだ・・・♡
先輩から自分が見えなくなった瞬間 今まで下げていたストッパーが外れる。
目の前で 体の自由を奪われ いつになく動揺している先輩
たっくさん 気持ちよくしてあげたい・・・♡
「じゃあ始めますよ、先輩♡」
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