あとがき

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 この度は「君の声が胸に響いた。」を最後までお読みくださり誠にありがとうございました。  優声のイケボに惹かれ、廃部間近の放送部を立て直せやしないかと奔走する天音。 自分には無いと信じて疑わなかった“個性”を引き出され、それを自らの成長に繋げようとした優声。 その二人の様子を今日まで綴ってまいりました。  さて、あとがきとして、少しばかり今作について語れたらなと思います。  今作は公式コンテスト「フェチズム」に応募した作品となりました。  はじめフェチを考えた際、「どういったフェチならば他人と被らない作品になるだろうか」と考え、“声”に着眼しました。  それからあれよあれよとプロットを組み、いざ執筆開始。 当初は二万文字程度で終わる予定でしたが、結果として八万文字以上での完結となりました。  ちなみに二万文字程度の構想では、  放送部廃部の危機感に晒されていた天音、優声のイケボに惹かれて放送部に勧誘。  ↓  優声、放送部の活動を重ねて内気な自分からの脱却を果たす。  ↓  放送部は継続。 優声も天音もハッピーエンド。  という流れでした。 今作を振り返ればあんまり短いですよね。 当初はこれで満足していたのだから恐ろしいとさえ思います。  当時、この流れを頭に浮かべつつ書き始めたわけですが、ある瞬間に「話が一本調子だ」と気付きました。 以前別のコンテストで投稿した作品に、運営様より「ストーリーがまっすぐすぎる」との評価を頂いていたこともあり、改めてプロットを考えました。 初期段階でのプロットの甘さには反省しています。  そのような過程を経て、優声を階段から転がり落ちさせ、その後の天音やミユキの苦さを書きました。  こうして今作はこのような形に収まったのです。  終わりに、いつにも増して今作は遅筆が目立ってしまいましたが、なんとか完結まで漕ぎ着けることができて良かったです。  そしてコンテストでの入賞も、今後の作品を生み出すにあたり大きな原動力となりました。  次の作品投稿まで時間は空くと思いますが、次こそはプロットを強硬にして執筆を始めたいと思います。    三編 柚菜
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