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2️⃣事件が起きるのはいつも夏休み
冷めた目線で、なんとなく、馴染めない美術大学のテンションに違和感を感じながら。
つまんない授業は、受け流しながら。
一応単位だけは落とさないように、出席数は手帳に書いて、カウントして授業に出ていた。
ねえ、私大学辞めようと思うんだけど!と私に怒りを持って、語ってきたアメリカのハーフの女の子がいた。
うん、私もみんなテンションが低すぎるし、授業が思ってたより内容ないし、つまんないから、あと、映像の授業なんか男子がでしゃばってきて、あ、俺らが撮るから女子は何にもしなくていいんで!
とか
あとはおれらがやるんで!とか
同じグループに振り分けられたけど、映像すら撮れない日々。
私もあんまり、この雰囲気馴染めないけど、一応一度入ってしまったから卒業はしようかなって思ってる。
そして、そのいつも怒ってるハーフはとっとと、夜学に転入していなくなった。
ギャル系主人公が美術大学に通い、周りのテンションの低さやつまらない授業に違和感を感じながら、単位を取るために出席している。
ある日、アメリカのハーフの女の子が私大学を辞めようと思っていることを主人公に打ち明ける。
主人公も同感で、授業の内容や映像授業での男子の行動に不満を持っていました。しかし、主人公は一度入学した以上、卒業することを目標にしています。
一方、ハーフの女の子はすぐに夜学に転入してしまいます。
主人公は、彼女の突然の決断に驚きながらも、自分自身の進路を考えるきっかけとなる。
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