6人が本棚に入れています
本棚に追加
3️⃣子供みたいな夏休みに写真に出会ったメヤ
あんまり面白くない淡々とした毎日を過ごしていた。
有名な憧れてた美大って
え、こんなもんなんだ。
あ〜なんか毎日つまんないな。
リモート授業ってなによ。
なんか面白いこと、おこってくれないかな?
身体表現史という謎の授業が近づいてきた。
夏休みに、数日大学に行くだけで単位が出るし、白塗りして踊るだけという噂だし。
よし、行ってみようかな〜。
夏休みだし。
田舎八王子付近の大学だから、虫除け必須、そして、かゆみ止め、あとは夏だからデオドラントかな。
身体表現史で踊りを踊っていた。
体育館で、顔は白塗りして。
自分になるのです!
という訳のわからない授業がくり広げられるカオス。
舞台の表現とかもやるから、
まあ夏休みだし、ちょっと楽しければいっか。
そのメンバーで飲み会やるから集まって。
鍋やって、みんなでパーティーね。
誰の家に集まったかもあんまり覚えてないけど
集まって、みんなで怖い話とかして。
誰かがパチンコで、当たったとか行ってお肉を持ってきて
みんなで食べて、
ちょっとダサめよく言えば素朴な男の子には彼女がいるらしく。却下。
お調子者っぽい人はいい人そうだけど、付き合ったとしたら私のことを色々な人に言いふらしそう。B型男子。却下。
てゆうか、飲み会で付き合った女の子の写真を見せて回っててドン引きした。B型却下。
女優なんでこの子。とか女優にもいろんなレベルがあるからテレビで見たことないひとだけど?
飲み会やるから来てって誘ってくれた人はちょっとチャラそう。
さっきの、パチンコでお肉当てた人とか、ギャンブル運あるってことは金運が良いって事かな?
その中で彼女がいなそうなパチンコで肉を当てた人と
なぜだか付き合う事になった。
その後、美術大学に戻ってからも、毎日の授業には特に変化はなく、つまらない授業に出席しては、ただ時間を過ごしていた。
しかし、その夏の思い出が、少しだけ心に光をもたらした。
彼との関係は、まだあまり深くなかったけれど、彼はいつも彼女のことを気にかけてくれて、優しい言葉をかけてくれた。
そして、ある日、彼女は自分がしたいことを見つけることができた。
それは、写真を撮ることだった。
Ⓜ️は美術大学の写真部に入部し、自分の感性を表現するための手段を見つけた。
彼女は写真部の活動に没頭し、授業だけではなく、週末も写真を撮りに出かけるようになった。
そんな彼女を見て、彼は彼女の変化に気付いた。
彼女が光を取り戻し、自分の夢を見つけることができたことに、彼は嬉しく思った。
彼女が写真展に出展することになったと聞き、彼は当日会場に足を運んだ。
彼女の作品は、美術大学にいる時よりも遥かに深く、感情を込めて表現されていた。
彼女が作品に込めた思いを、彼は感じることができた。
彼女は、自分が進むべき道を見つけ、彼と出会ったことで、光を取り戻すことができた。
最初のコメントを投稿しよう!