赤い唇の女へ
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鼻の奥をくすぐる嫌な臭いがした。 くしゃみが出そうになって、空に目を向ける。 向こうに見える家のベランダや庭先からこちらを見ている目を 見つけた。 興味深々か。 同情か。 それとも新しい住人の品定めか。 赤い唇に目を戻す。 それは、止まることなく次から次へと言葉を吐き出している。 人を思いやる振りをした自慢と傲慢の塊。
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