私、イラってます。

1892/1896
前へ
/1896ページ
次へ
またまた雛君。 ひーちゃんは現在、雛君に夢中。 前回聞いた高校の時のアルバイトが気になった。 だって、そのアルバイト代を使って、現在、1か月千円生活してるからだ。 「雛君、高校の時、どんなアルバイトしてたの?」 「実は嘘をつきました。」 「嘘?」 「実は、高校の時、親から毎日、お弁当代で500円貰っていたんです。」 「でも、それはお弁当代で消えるだろ? あっ、安いパンで浮かしていたんだな?」 「違いますよ。 お昼は食べませんでした。」 えーーーーーーーーーっ!食べないの? 若い青年がお昼を食べないで我慢出来るの〜〜〜 「そのお金を貯めてたから、今、切り崩して生活してます。」 「切り崩す?」 「あっ、今度、弟を連れて2人で門司港レトロに行く約束しました。」 「えっ、弟も居たの?」 「いい忘れてました。 12歳の弟です。」 「じゃ、美味しいお店に行ったり、楽しませないとね!」 「でも…… 貯金が減るんですよね……」 「えっ……… お前は働いてるだろ! 給料から使いなさい」 「どうしょうかなぁ……」 この雛君まったく意味が分かりません……
/1896ページ

最初のコメントを投稿しよう!

377人が本棚に入れています
本棚に追加