「魔穴」

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「魔穴」

地上と魔界の中間 「ヒト」の立つ大地の下 枝と同様 日々、成長し変化する 「イザナギの樹」の根 その複雑な動きにより 地層が歪み 偶発的に、地上と魔界を繋ぐ 穴が開いてしまう時がある。 大抵の穴は大人の足のサイズにも満たない(15~20センチ位) 子供が足を踏み外して 魔界へと落ちる事は無い 更に「イザナギの樹」の生命力により すぐに地中は変化 穴は閉じるので 直接ヒトの危険になる事は無い 「イザナギの樹」と同様、 日々変化するので 「魔穴」の数や位置は把握出来ない。 また中には 一度開いても暫く閉じない物や 大きな穴が出来る事もある 大きな穴が開くと地震が起きるので、 ヒトが向かい調査・警戒できる。 しかし ヒトの住んでいない場所にも開くので 全ての「安全」が保証されない。 地上と魔界を繋ぐだけあって 魔界から「マモノ」が侵入する事もある。 だが魔穴は小さく 地層にある 「イザナギの樹」の力の影響か 地上に辿り着く「マモノ」は 弱い物しか現れない。 それでも一般人からしたら十分に危険なので 先に書いた「安全」の保証は出来ず。 見付けたら近場の警備団に報告するか、 離れるのが得策。 一番大きな魔穴は 「エデン」にある 「誕生の祭殿(仮)」内 (聖誕の儀参照)
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