アドベントカレンダー

プレゼントを貰って喜ばない人はいない。だから、人々に幸せを届けているサンタクロースは魅力的で妙妙たる存在なのだと、ぼんやりと理解していました。 ですが、こちらの作品を読み、そのぼんやりとした中途半端な

テーマがまさしくイベントの名前でもあるアドベントカレンダー！ カレンダーや言葉の意味を教えながらも、その周囲にいる人々の日常のワンシーンを丁寧に切り取った作品ですね。この短さでこの密度というのがすごい

まさにA- calにふさわしいお話でした。 家族の描き方がとてもリアルで、登場人物達も現実にいそうな、まったく違和感のない、自然な関係性を見せています。 そして、ミステリではなく日常を描いた物語なのに