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お父さんの考え
俺は、きっと取り返しのないことを、子供にしていると思う。
なぜなら、毎日毎日暴言を吐いているから。
詩亜は、俺のことをどう思っているのか。
きっと、いなくなってほしいと思ってるだろうな。
こんなひどくて、嫌な奴、そう思わないのはおかしい。
でも、俺は詩亜にそんなことはしたくない。
なのに、口が勝手に動いてしまう。
悔しくて悔しくて仕方がない。
なんで俺のココロは、こんなにも弱いんだろうって。
そんな時、詩亜の友達のことを聞いた。
自分たちも虐待しているってことを思い出して、心配になった。
詩亜も友達と、同じ道を進んでしまうのではないか、って。
心配になって、俺は虐待をやめるための方法を調べてみた。
【虐待してしまう度に、理由を考えて謝る。】
そんな言葉があった。
他にも、良さそうなことはないかと調べていた。
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