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「今度、カホちゃんのおじいちゃんにも、制服姿見せに行ってあげたら?元気でるよ、きっと。」
祥太は頷いて、部屋に入った。
自分のスマホを見ると、亮輔から連絡が来ていた。
『今週は行っていい?』
祥太が来てから、ゆっくり亮輔と会えてなかった。
週末の泊まりも、なんだか、まだ祥太を一人に出来なくて行くのも断ってた…。
もう大丈夫かなぁと考えながら、祥太の部屋をノックしてみた。
「祥太〜?今週末、彼氏呼んでもいい?ちゃんと紹介しとくよ。仲良くなれたら、嬉しいし!」
ドアが開いて祥太が顔を出して言った。
「…いいよ。紗奈の部屋だし。」
今まで私の部屋みたいな、言い方しなかったのにーー。
なんだか線を引かれた気がした。
思春期男子には、姉の彼氏と会うとか微妙なのかも…。
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