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二人の生活にも慣れてきた。 時々、お母さんがご飯の差し入れもしてくれたから助かった。 祥太のスマホ代や、毎月のお小遣いは山崎さんが負担してくれる事になったらしい。 週末には電話をしているようだったーーー。 良かった。 数少ない親戚だから、ちゃんと関係を作っている方がいいと思っていたから。 ご飯は早く帰ってきた人が作る。 後から帰ってきた人が片付けをする。 週末は、平日に作った回数が少ない方が作った。 お風呂は先に入りたい人が洗う。 洗濯は個人でする。 祥太は何でも出来た。 料理も私より上手だったけど、私が作っても文句は言わないし、残さなかった。 隔週末に来る亮輔とも仲良くしてた。
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