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付き合い始めた時の気持ちみたいだった。
夢中になった。
「亮輔…、好き…。本当に…。」
「紗奈…、紗奈…。」
目が覚めて隣に寝ている亮輔を見た。
嬉しくて、抱きしめた。
「…ん、紗奈?」
「もう少し、このままでもいい?」
亮輔とずっと一緒に居たい…。
その為に、汚部屋にしないようにしなきゃ。
いつ亮輔が来ても平気なようにーーー。
朝をゆっくり過ごしてランチを早めに取った。
そのまま私の家に行く事にした。
散らかっているけど、亮輔なら平気だと言ってくれそうだと思えたから。
「散らかってるから!本当に!いつも、亮輔が来る時だけ片付けしてるから!」
「はいはい!大げさ!俺んちも散らかってるだろ?」
祥太は部活に行ってて居なかった。
静かなリビングは思ってた以上に片付いていた。
「ほら!片付いてるじゃん!これくらい、散らかってるうちに入んねーよ!俺んちと一緒だろ?」
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