恋は突然に降ってくる。

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恋は突然に降ってくる。

空は青く澄んでいた。 今現在通っている高校に入学して1年が過ぎ、2年生。 新入生を見ると、とてもキラキラ輝いていて、なんだか一気に大人になったそんな気がする。 けれども現実はそんな事なんてなくて… 「美玲、未だ好きな人、いないの?」 「いない、できない」 「何で?」 「何でって…だってさ…え?」 それは突然だった。 親友の小野寺ゆきと話していたときだったのだ。 私の目の前を背の高い男子が通り過ぎた。
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