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どんな人にでも想いはある。
それが形になったものが小説なんだ。
どれだけくだらない想いだろうと、どれだけ真面目な想いだろうと、それらに優劣はない。
良し悪しではなく、それは読み手の好き嫌いなんだ。
だけど個人が良い悪いと言うのは勝手だ。だってそれも個人の想いだから。
しかし、その想いは他人に押し付けてはいけない。
発表するまでは想いだが、他人にそれを強要するのは想いではなく支配だから。
他人に自分の想いを押し付ければ、その人の本来持っている想いが消えてしまう。
他人の想いは誰にも侵害する権利はない。
のだけれど、それを無意識にやってしまう人が、この世界にはたくさんいる。
想いは時に人を包み、人の核になり、人の進む道になる。けれど時に心臓を突き刺す凶器になるということを、覚えておいてほしい。
想いは形を成す。
その形を決めるのはあなただ。
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