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それから卒業するまで校内でシュンくんを見かけても視線も合わなくなってしまった。
どうして?私の事が嫌いだったのかな?
胸の奥が波が立つように乱れる。
切なくて、切なくて…息をするのが苦しくて海の底に沈んでいくようだった。
そして…春を迎え高校になる
家から近い自転車通学ができる公立高校に通う。
途中にある約束の橋を毎日通る。
自転車に乗り【約束の橋】を通り抜ける瞬間に感じる風を受けながら走っていく。
シュンくんも同じ高校に行くとわかり失恋しちゃったけど嬉しかった。
高校に行ったら新しい恋をすると思ったけど気がつくとシュンくんの姿を探している私がいた。
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