現実世界で会えたなら。

3/3
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
義理のお母さんかもしれない。ああ、またか。なにかやり忘れたかな。怒られるかな。 そんなことを考えていると、、、 「なあ、ひとりで帰ってんの?」 聞き覚えのあるハスキーな声。 「…え?」 びっくりして、勢いよく顔を上げると、そこには__ 突然のことで、声が出なかった。 「ま、まさか。うそ。なんで。」 これでもかと目を見開き固まってしまうわたし。今にも目が飛び出しそう。もう飛び出してるかもしれない。 「“おまえに会いにきた。”」 絶対今、ブッサイクな顔になってる。こんなわたし、君の瞳にはどう映ってるの__。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!