〖BLを読んだ事が無い人間が、BL(なのか?)っぽいモノを書いたら、こうなった……〗

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〖BLを読んだ事が無い人間が、BL(なのか?)っぽいモノを書いたら、こうなった……〗

アナゴ『フグタく~ん。今日も相変わらずセクシーかつダンディな背広の着こなしだねぇ。いつもの事だけど惚れ惚れしちゃうよ』 マスオ『アナゴ君こそ、その艶っぽく肉感たっぷりで薄っすらと濡れた唇を見ていると、僕の股間はタツノオトシゴ状態になっちゃうよ~』 アナゴ『会社ではグロスが禁止だからね。アフター5の僕の唇はCLARINSのコンフォート・リップオイル塗っているから、もっと色気を放っているよ』 マスオ『分かってるさ、アナゴ君。何度その唇で君が僕の下半身のペニシリンを吸い尽くしてもらった事か』 アナゴ『はは、ペニシリンね。面白い陰茎、じゃなくて隠語だよ、フグタ君。ウィットに富んでいる』 マスオ『マスオ故にマスかきまくっている、なんてユーモアもどうだい?』 アナゴ『やめてくれよ、フグタ君。それはジョークじゃなくて、思わず本当にフグタ君がマスをかいている姿を想像して、僕の白のブリーフに隠れているマラが、小籠包から滴り出るスープのように熱くなってしまったよ』 マスオ『アナゴ君ったら、また、そういう挑発的な誘いをするぅ。あ! そんな……昼休み時間、いくら僕ら二人が男子トイレの大便コーナーの密室で、誰にも見られてないからって、僕を押し倒すなよ』 アナゴ『何を言っているんだい、フグタくぅん。そんな事を言って、フグタ君の下のお口は欲しがっているじゃないか。お尻の方のだけど。それに、僕がフグタ君の股間をグリグリ踏みつけてみたら、ムスコはギンギンになって失禁しちゃっているし。午後の業務はその股下が濡れたパンツで仕事をするのかい。辱めにも程がある。生まれ持ってのM気質だからね、フグタ君は。さあ、我慢するなよ。チャックを開けてごらんなさい』 マスオ『よ、よしてくれよ、アナゴ君。今夜はサザエを抱くと約束したんだ。最近、夜の営みがご無沙汰になっているから、嫌々だけどサザエがねだってくるんで、今朝も家を出る前に久しぶりにディープキスもさせられて、強引にあのメス豚と、裸になった大人の男女による夜のプロレス二時間一本勝負を、今晩する事になったんだ』 アナゴ『本当かい、フグタ君? あんなトリッキーな髪型をした女と』 マスオ『ああ。ヘタすりゃ一晩三本勝負になるかも知れない。明日の仕事に支障をきたすよ』 アナゴ『だったら逆に今のうちに真ん中の足をウォーミング・アップさせといた方が良いんじゃないかな。じゃないとあの嫁さんはハード・プレイが好みなはずだから、久々の男女のセックスはフグタ君にはキツいんじゃないかい?』 マスオ『そうかな。いや、そうだね。だったら今、僕の中のリトル・マスオにアイドリングをかけちゃおうかな。うん、アナゴ君。いつものように僕のマラと菊門をしっちゃかめっちゃかにしてよ!』 アナゴ『OK,肉棒、じゃなくて相棒! じゃあ、今日もとてつもなく過激に容赦せず、フグタ君を喰らい尽くすよ。出血止む無しの快楽だからね』 マスオ『ああ、任せるよ。むしろ、いくら今夜サザエとプレイするからって、手は抜かないでおくれよ。違う意味でヌいては欲しいけど。僕はアナゴ君こそがマイ・フェバリット・ア〇ル・オア・ア〇ス・プレイヤーなんだから。あとオーラル・セックスの方でもね。君のフェラ技は星優乃や春原未来を超越する程のテクニシャンなのだから』 アナゴ『分かってるよ、フグタ君。いつも期待に応えているだろう。それよりも快感のあまり白目になって吠えるのは少しは抑えてくれよ。近頃、トイレの方から妙な奇声が聞こえるってオフィスで噂になり始めてるから』 マスオ『うん。何とか我慢するようにするけど、ちょっとした生理現象みたいなものだからなあ。あ、そうだ、ギャグ・ボールを持っているんだ。今夜のサザエとのプレイのためにドンキで出勤途中に買ったんだよ』 アナゴ『おお、それはちょうど良いね。それなら口を封じられる。だけどフグタ君が僕のムスコをイヂめる時はちゃんとはずしてくれよ』 マスオ『もちろん。悦楽遊戯はウィンウィンな関係にしてギブ・アンド・テイク。目には目を、歯には歯を、口淫には口淫を、だからね』 アナゴ『それはカーマ・スートラだっけ?』 マスオ『ハムラビ法典じゃなかったかな? まあ、そんな事どうでも良いよ、アナゴ君。もう僕のペ〇スは海綿体に血が張り詰めて、さあ大変だ。すぐにこの充満した痛みから解放してやってくれよ!』 アナゴ『了解したよ、フグタ君。じゃあ、これから理性も品性も人間性も破壊しちゃう手練手管で、君をイカせまくるから覚悟してくれ。よし、FU◎K STARTだっ!』                              了
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