学校1 友達

1/1
前へ
/34ページ
次へ

学校1 友達

学校へ着いて、2人で教室へ入ると、 「おはよー。夏ー」 と気だるげに挨拶してきたのは、 林 海都(はやし かいと) 入学当時、1番最初に仲良くなった 俺のクラスメイトだ。 身長がクラスで2番目に高い…。 え?1番は、誰かって? それは、もちろん瑛斗だよ。 ムカつくけど...... なんで俺の周りは でかい奴ばっかりなんだよ(泣) 「おはよー海都 眠そうだな」 「昨日ゲームで徹夜してさ〜」 「相変わらずゲーム好きだな(微笑)」 「ハハハ·····zzzzz 」 「って……寝るなよ!!」 こんな感じのマイペースなやつだけど 結構良い奴だからな…うん。 「夏、今日小テストあるけど、大丈夫?」 俺の顔を覗き込んで瑛斗が言った。 「え!? マジ! 俺 何も勉強してない…」 「赤点取ったら補習だよ…」 「……まじか 終わったー」 朝から絶望的····· 。 そして、チャイムが鳴り、 憂鬱な1日の始まりを告げた。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

151人が本棚に入れています
本棚に追加