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学校1 友達
学校へ着いて、2人で教室へ入ると、
「おはよー。夏ー」
と気だるげに挨拶してきたのは、
林 海都
入学当時、1番最初に仲良くなった
俺のクラスメイトだ。
身長がクラスで2番目に高い…。
え?1番は、誰かって?
それは、もちろん瑛斗だよ。
ムカつくけど......
なんで俺の周りは
でかい奴ばっかりなんだよ(泣)
「おはよー海都 眠そうだな」
「昨日ゲームで徹夜してさ〜」
「相変わらずゲーム好きだな(微笑)」
「ハハハ·····zzzzz 」
「って……寝るなよ!!」
こんな感じのマイペースなやつだけど
結構良い奴だからな…うん。
「夏、今日小テストあるけど、大丈夫?」
俺の顔を覗き込んで瑛斗が言った。
「え!? マジ! 俺 何も勉強してない…」
「赤点取ったら補習だよ…」
「……まじか 終わったー」
朝から絶望的····· 。
そして、チャイムが鳴り、 憂鬱な1日の始まりを告げた。
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