人生の恩人

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私の班は、六人班だった。六人中、四人がいじめっ子グループの子達だった。 先程も言ったとおり、肉体的な事はあまりなく、精神的に追い詰める形の連中だ。 陰口程度ならまだ、良い。ちなみに、六人班は、三人は男三人は女と均等になるように作られていた。 まあ、そんな事は良いとして、どんな陰湿で愚かしいいじめをされたか話しをしましょう。 これも、先程言ったとおり、私のクラス(当時)は半学級崩壊をしていた。他のクラスなどからもクレームが出るほどの、荒れたクラスだった。今思うと、ゾッとするほど、狂っていたのかもしれない。 いじめが開始されるのは、うるさい授業中の時から十分感の休憩、そして給食の時間だ。(昼飯くらい静かに食わせろと思った) はっきり言って、ほぼ逃げ場のない状況だ。 体育なんて地獄の地獄。いじめグループの女子とその子の友達のチームに、必然的になるのだから、最悪だ。 バレーやバスケの試合の時には、特に酷かった。たかだか、授業の一環にもかかわらず、血眼になって、馬鹿みたいに本気になる。 そして、私に対する地味な嫌がらせをする。 バスケだと、同じチームなのに、肩にぶつかって来たり、私がいない同然で対応する。 ちなみに、他のチームメイト達にも、いない同然でやろうと言っていた。(本人は、聞こえないと思って言っている)
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