人生の恩人

バレーも同様で、バレーだとどこにボールが来るかなんて分からない。にも、かかわらず、「お前(私)は、何もするな」と、試合が始まる直前に耳打ちをしてくる。ボールを取れば、怒ってくるのだ。ちなみに、私自身運動が苦手だった。運動が苦手な子は他にも多くいた。
それが、体育の授業だ。

そうそう、一番酷かった授業を紹介しよう。
これは、私にとってあまり害のない授業であり、好きな授業だった。
音楽の時間である。
音楽の時間の方が、他の授業に比べて、引くほど酷いものだった。
先生の話し声なんて、ほとんど聞こえない状況だ。つまり、うるさいという事だ。
あり得ないほど、うるさかった。実際、音楽の教師が気にくわないという理由で、ワザとうるさくしていた、と誰かが自白していた。
先生の指示など、聞き取れず、何をするのかなんて曖昧な事が多かった。

あ、注意をしても治らないクラスでしたから、誰もが諦めていたのかもしれない。
いっときは、静かになるも継続ができない状況って、本当にあるもんだよ。

そうそう、音楽の教師が静かにするよう、怒るもいじめグループ(このグループが一番うるさかった)達は、笑うばかり。人を馬鹿にするような連中だ。
うるさい中、音楽の授業は進行していたっけ。おそらく、音楽教師も早く終わらせたかったかもしれない。もしくは、教えがいのないクラスだと認識して、機械的に授業を進めていたのかもしれないな。
本当に申し訳ないと今でも思っている。