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俺には好きな人がいる。
近所に住む、一つ上の巴お姉さんだ。
所謂「幼馴染み」という関係で、昔から保護者として面倒をみてもらっていた。
それは年を食ってからも変わりなく、高校に入ってからもその関係性に変化はなかった。
お姉さんーー便宜上、姉と呼ぶが、彼女は眉目秀麗な、勉強も気遣いもできる才媛だ。
学校では生徒会長を勤め、生徒からも人気で教師からも覚えがいい。
艶やかな清潔感のある黒のショートカットで、なんだこの完璧超人とでも言うべき理想の女性は、という「高嶺の花」。
それが姉さんだ。
まあ、幼馴染みや家族の前だとうっかりをやらかしたりする可愛げのある人でもある。定番のラッキースケベとかまあ、やらかしてくれたりします。
あれはヤバイ。普段は服で隠しているが、元が巨乳(流石にサイズは知らない)で、モデル体型な憧れの人とか、健全な青少年の性癖が歪む。いや、逆に直る。
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