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〜epilogue〜
新婚旅行で来ている、グアム島
ベランダで海を眺める…
あの日を思い出すと、今も笑ってしまう…
結局、あれは夢ではなく現実だった
夢の中と思い、電車に乗って、あの場所に行った私…
夢だと思っていたから、会社に休みの連絡もしないままだった
そして、無断欠勤で怒られた…
「まーた、思い出してる？」
すぐ隣にいるカズ君が笑う
「だって…！」
私の笑いは止まらない
「雪解け水伝説に、感謝だな。」
カズ君が、納得したように言った
「今度、一緒に飲みに行こうね。」
私が言うと
「えー！！俺、会社に怒られるの嫌だ！」
カズ君は笑った
「それより、早く泳ごう！」
カズ君に誘う
私はすぐに
「うん！！」
と答える
もう約束を破ったりしない
私達の未来は
凍結した愛は
6年間の時を超えて
今また流れ始める…
雪解け水伝説。
あの場所の川の水も、きっと…
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