あの場所
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いよいよ、太陽が山々に近付いてきた ゆっくりゆっくりと その陽は、山々に隠れようとする 私は、黙ったまま、それを見つめる この場所にきて初めて『過去』を感じた 「あの頃も、こんなふうに眺めていたな…」 過去の自分と今の自分が 一緒に並んで、この景色を見つめる… 「………あみ!」 続いていた沈黙の世界に… 突然、川の音ではない、音が聞こえた…!
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