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夕暮れ
何……やってんだろ……
波留君は、いつも優しく接してくれる素敵な彼氏だ。いや、だったの方が正しいか……
本当に大好きな同級生。なのに私は、別れてしまった。
そんな優しい波留君は、悲しそうで、苦しそうな顔をしていた。
その顔を見たとき、私は、胸が痛くて……
あんな顔をさせるなんて……自分が許せない……
「約束、忘れないでね……静香さん」
約束、忘れるわけがないよ……波留君。
あんなに辛い顔をされたら……忘れられないよ……
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