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「トオルさん、女の子だった…
すごく可愛い女の子…」
加恋は泣いている。
俺もそんな加恋を見て、がらになく泣いてしまった。
そして、その女の子…
俺達の愛の結晶…
よくよく見たら、加恋にそっくりな色白のお目目パッチリの女の子…
「か、可愛い過ぎる……
加恋にそっくりで、もう涙が止まらないよ…」
そこに居る全員が笑った。
「トオルさん、加恋の赤ちゃんの時より、可愛いわよ。
この子はすごく綺麗な子になるわね」
もうこの時点で、俺の死ぬまでの下僕の日々が決定した。
こんな可愛い娘に、最愛の美しい妻…
俺の体はきっと何体あっても足りないだろう…
俺は人目もはばからず一生懸命頑張った加恋にキスをした。
そんな俺達を見て、ギャラリーは静かに部屋を出て行く。
二人っきりになった俺は、また更に何度も加恋にキスをする。
加恋は泣いてないのに、何で俺の目からはとめどなく涙が溢れ出るんだろう?
加恋はそんな俺の瞳に優しくキスをした。
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