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入って直ぐに廊下があり、廊下の通りにいくつかの部屋があり、一番奥まで廊下を歩くとガラスのドアがあった。そこは昔は全員で集まっていた居間やダイニングキチンがある。
確かに一人暮らしにはゆとりがある部屋だった。更にその部屋の窓を開ければスペースは狭いがベランダもある。その狭い空間のベランダには他肉植物や鉢に植えた花もあった。
その後に一回その部屋を出て、藤原総造の部屋をやっと開けてくれたのです。
その部屋は…やはりストーカーをしていたという、証拠が無様に残っている。
シンプルな壁には舞さんの写真がビッシリ貼られている…更にいつ付けたのか盗聴機の機械や、部屋を監視していたようにみえるビデオカメラ迄あった。
それには間宮さんも開いた口が塞がらないように驚いている。
「やっぱり…間違いなく藤原は、舞をストーカーしていたのね。なんかビデオカメラで中を見れているのも怖いな…」あずささんは少し身震いをする。
更に私は見覚えのある手提げバックが目に入る。
そう…それは私が事件当時に盗まれたというバックだったのです。
「!!」私はその手提げバックに駆けつける。
「なに?舞いも何か見つけた?」あずささんは私に聞いてきた。
「うん。見つけた…このバック…私が当時に盗まれたバック…きっとそう…」
「えーすごい証拠じゃない。それには財布とか身分証明書とか携帯とかも勿論、入っているのよね?」
「うん多分…でも、なんか身軽い感じがするの…」私は身軽いバックを手に持って左右にほろってみる。でも、カラッポかもしれないという不安も何処かにあったが私はとりあえず中身を開けてみたのです。
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