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一時間ぐらいその小さな喫茶店で玲とおしゃべりした後、喫茶店を後にした。帰りは途中まで玲と一緒に帰った。
その時、私と玲の後から少し離れてスタスタと誰か私達の後をつけて来るのに私達は気づいた。
それが怖くて私達は途中にあるお店に入って様子を伺う。その後からついてきた人はお店には入っては来ませんでしたが多分、そのお店を出たら何処かの電柱の陰か木陰で待ち伏せしてるかもと予測がつく。
「ねぇ?玲どうしょ?多分、待ち伏せしてるよね?」
「うん。待ち伏せしてるわ。このまま、ここで解散した方が良いかもね。」
「でも、そしたらその人どちらかの後は追ってくるよね?」
「…うん。どちらかと言えばひよりの方が安心できないわよね。」
「うん。この店、裏口とか無いかな?裏口があるなら私は裏口から出て、玲は普通に出口の方から出れば大丈夫かもしれないけど…。」
「あ~ぁーなるほどね。一応、お店の人に裏口あるか聞いてみるわ。ちょっと待ってて。」
そう言って玲は店員さんを探しに行った。
私はその間トイレで時間を潰した。
それから数分後、玲もトイレにやって来て私に裏口の件を伝えにきた。
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