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地球5番目の人類・概略
5番目の人類。
生活のあらゆる事に魔法を用いていた。
魔法の優劣により生じた階級制度は貧富の差をもたらした。
魔法による大きな戦争は8回起きた。
最後の戦争で世界は統一され、平和な日々が続いた。
平和といっても、貧富の差は開くばかりで、
貴族が下民を虐げる、見せかけの平和であった。
この頃、魔法が使えなくなる病が流行った。
しかし、本当の原因は魔力の枯渇であった。
上級魔法使用者は我先にと、時空間移動魔法で未来へ飛び、
(なぜ未来へ飛んだかは、魔力の時間的方向性の項目を参照)
それにより、魔力の枯渇は一層早まった。
この時、未来へ飛んだ者たちのほとんどは、
飛んだ先で魔法が使えず、程なく命を落とした。
魔力が枯渇したことで、下民による一斉蜂起が起こり、
貴族はことごとく処刑された。
その後の世界は統制のない混沌となり、
大寒波による飢えで98%が滅亡した。
この人類は、およそ5000年(現在の値に換算済)で終焉を迎えた。
滅亡理由:魔力の枯渇、大寒波
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