1人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
とある一件の家の縁側
そこにいつもお昼寝をしている1匹の猫がいました。
猫の名前はユウくん
猫のユウくんはお昼寝が大好きでいつも家の中で1番お気に入りの縁側で昼寝をしていました。
今日もいつものように縁側でお昼寝をしていたら何やら隣が騒がしくって眠っていられませんでした。
「?…五月蝿くって眠れないじゃないか…ふぁ~…何やってんだ?」
猫のユウくんは起き上がって背伸びをし隣を見たが
「?…ここからじゃ見えないな…仕方ねめんどいが…」
猫ユウくんがいる縁側からは塀があるため隣の様子が見えなかった。
猫のユウくんは隣の家の様子が気になりちょっとめんどくさがりながらも家の庭にある木に登って隣の家の様子を伺った。
「?…引っ越しか?…」
猫のユウくんが木の上から隣の庭を見たらいろんな荷物を家の中に運んでいた。
どうやら隣の家に誰かが引っ越してきたようだった。
猫のユウくんがしばらく木の上で様子を見ていたらそこへ1匹の動物が庭に現れた。
「うーん…今日からこの家に住むのか…」
その動物は背伸びをして家の方を見ていた。
「?…何だあのひょろっとした動物は?…ここからじゃわかんねぇなぁめんどうだが下りるか」
家の様子を伺っていた猫のユウくんは庭にひょろっとした動物が現れたので何の動物なのか気になりちょっとめんどくさがったが木から下りて自分の家の木から隣の家の塀に跳び移りそこから隣の家の庭に降りた。
隣の家の庭に入った猫のユウくんはさっき見かけた動物のことを探しましたがいつの間にかいなくなっていた。
「…あれ?さっきのひょろっとした動物は何処だ?」
そう言って猫のユウくんは辺りをキョロキョロと見渡していた。
「…(つうかあれ動物なのか見たことないやつだったなぁ)」
「こんなところで何やってんの?」
「!?」
猫のユウくんはそう思いながらキョロキョロしていたらいきなり後ろから声をかけられて驚いた。
猫のユウくんが後ろを振り返ったらそこにはさっき見かけた動物がいた。
「こんにちは、君は何処から来たの?僕はェレットのコウ飼い主さんからはコウちゃんて呼ばれてるんだよろしくね。…それで君は?」
ひょろっとした動物が自己紹介をして挨拶したが猫のユウくんは警戒してその動物の側から離れた。
「な、何だお前!何者だ!」
「え?…何者て…さっき言ったよね。フェレットのコウて…」
「フェレッ…ト?」
猫のユウくんはフェレットと言う動物は知らなかったのか首をかしげた。
「そんな動物は聞いたことがない」
「え?」
「お前、本当に動物なのか?」
「うん…」
フェレットのコウちゃんは猫のユウくんがフェレットと言う動物のことを知らないのにちょっと驚いてきょとんとしたが猫のユウくんはと言うとフェレットのコウちゃんを警戒しながらフェレットのコウちゃんをジーと見ながらフェレットのコウちゃんの回りを回った。
「あ、あの…そんなにジーと見られると恥ずかしいんだけど…」
「…怪しいやつだな」
「あ、怪しくなんてないよ!…」
そう言って猫のユウくんはフェレットのコウちゃんの回りを回るのを止めてフェレットのコウちゃんの前に来て少し距離をとってからフェレットのコウちゃんを睨んだらフェレットのコウちゃんも疑われたことに腹が立ちフェレットのコウちゃんも猫のユウくんのことを睨み返した。
「何だよ」
「別に…」
少しの間、何故か2匹はお互いに睨みあってそれから数分後、睨みあっていた2匹はフェレットのコウちゃんの一言で猫のユウくんはそっぽを向いて理由も言わずに何処かへ行こうとした。
「あ、ちょっと何処に行くんだよ⁉」
「何処だっていいだろ…」
「あ!」
フェレットのコウちゃんに呼び止められたが猫のユウくんはそう言って何処かへ行ってしまった。
「…挨拶ぐらいしてくれてもいいじゃん…」
ちょっと不機嫌な気持ちのまま別れた2匹は思っていた。
『まぁもう会うことはないだろ』
と…だがこの時2匹はまた会うことになろうとは思ってもいなかった。
「ただいま~…コウちゃんおいで…」
フェレットのコウちゃんに会ってから次の日の昼頃
そう言ってフェレットのコウちゃんの飼い主が帰って来て自分の部屋に行き部屋に居るフェレットのコウちゃんのことを呼んだ。
「あ、飼い主さんだ!…お帰り!」
部屋にいたフェレットのコウちゃんは飼い主が部屋に入って来て直ぐに名前を呼ばれたのでフェレットのコウちゃんは喜んで飼い主のところに駆け寄った。
飼い主は駆け寄って来たフェレットのコウちゃんのことを抱き上げて何処かに連れて行きました。
「あれ?どこに行くの?」
そう言っても人間には動物の言葉はわからながフェレットのコウちゃんの飼い主は歩きながらフェレットのコウちゃんに話しかけた。
「コウちゃん、あのね。友達できたんだ♪…最初は友達できるかどうか不安だったんだけど…」
フェレットのコウちゃんの飼い主は歩きながら嬉しそうにフェレットのコウちゃんに話していた。
「そっか…こっちに来る前は凄い不安がってたけど…良かったね…ふふ」
それを聞いた。フェレットのコウちゃんは喜んだ。それもそのはずフェレットのコウちゃんの飼い主は引っ越しする前から友達ができるかどうか不安でしょうがなかた。そんな飼い主のことが心配だったフェレットのコウちゃんは飼い主に直ぐ友達が出来たと聞いてフェレットのコウちゃんは安心したのだった。
「それでね。その子にコウちゃんのこと話したら会って見たいて言って…それにその子もフェレットじゃないけど猫さん飼ってるんだって私もその猫さんに会って見たいて言ったら『どうせ今日は学校、終わるの早いからフェレット連れて家に遊びに来ない?』て誘われたんだ…コウちゃんも行くでしょ?」
「うん!僕もその子に会って見たい!それにその猫さんにも…」
※注意ここのやり取りでは動物と人間の会話が成立していませんのでご了承下さい。
フェレットのコウちゃんの飼い主がそう言ってフェレットのコウちゃんはうなずきそのまま玄関についたら見知らぬ女の子がそこにいた。
「お待たせ!」
「わぁー可愛い!その子がフェレット?」
「うん…名前はコウちゃんて言うの…」
「はじめましてコウちゃん」
その女の子はフェレットのコウちゃんを見て喜んでフェレットのコウちゃんに挨拶をした。
「こんにちは…この子が飼い主さんの新しい友達か…ふふ優しそうな子だなぁ」
「それじゃ行こうか?」
「うん!」
「楽しみだなぁ…どんな猫さんなんだろう?…まさかあいつじゃないよね…」
そう言って二人と1匹は女の子の家に向かいました。
フェレットのコウちゃんは女の子の家に向かう途中ふと昨日、会った猫のことを思い出したが違うと思い余り気にしませんでした。
その頃、猫のユウくんは何時ものように縁側でお昼寝をしていた。
「ただいま~」
「…何だもう帰って来たのか…ふぁ~」
猫のユウくんの飼い主が友達を連れて帰って来て「お邪魔します…」と聞きなれない声と足音が聞こえて猫のユウくんは目を覚まし体を伸ばしてからあくびをしたあとまた寝ようとした。
「わぁ!…な、何すんだ!」
そんな声は人間には分かるわけもなく飼い主は猫のユウくんを抱き抱えて自分の部屋へと連れていった。
「…たく折角、気持ち良く昼寝してたのに…」
そう思いながらも飼い主に抱っこしてもらうのは嫌いじゃない猫のユウくん。
それもそのはず何でもかんでもめんどくさがりの猫のユウくんは動くのも余り好きではないので猫のユウくんは抱っこされると動かなくってすむし何より猫のユウくんにとって移動するのに楽だったからだ。
それから猫のユウくんは飼い主に抱っこされたまま飼い主の部屋へ行くと
「!?…な、何でお前がここに!?」
「君こそ!?」
猫のユウくんとフェレットのコウちゃんはお互いに部屋に入った瞬間に驚きの声を上げた。そこには昨日、隣の家に引っ越ししてきたフェレットのコウちゃんがいて部屋に入って来たのが昨日、会った猫のユウくんだった。
「…(なんでこいつがここに居るんだよ)」
「…(まさかとは思ってたけどやっぱりだった)」
「わぁ可愛い!」
猫のユウくんもフェレットのコウちゃんもまさかまた会うとは思っていなかった2匹はお互いに何故か無言になり数分だけ睨みあっていたがそんな事には気づかずにフェレットのコウちゃんの飼い主は猫のユウくんのことを撫でようとしたらすぐにそっぽを向いてしまいそして猫のユウくんは飼い主の腕の中から抜け出して部屋の隅にある猫のユウくんのお気に入りのクッションがあるところに行ってしまった。
そんな様子の猫のユウくんを見て飼い主は不思議に思っていた。
「あ、行っちゃた…」
「ごめんね…ユウくん私以外なつかないから…」
「…本当に他の人にはなつかないんだね」
「うん…ごめんね…それにしても…」
猫のユウくんは飼い主は申し訳なさそうに言って謝った。
猫のユウくんは飼い主以外にはなつくことはなく誰にでも素っ気ない猫のユウくんだったが今日はいつになく素っ気ない態度の猫のユウくんのことが気になった。
フェレットのコウちゃんの飼い主は猫のユウくんの飼い主が何か言いかけたのか気になり聞いた。
「?どうかしたの?」
「え…ああ…今日はいつもより素っ気ないなぁと思って…」
「そうなの?」
「うん…多分お昼寝してたのに無理やり起こしちゃたから機嫌が悪いだけだと思う」
「ふーん…そっか…あ、それより…」
フェレットのコウちゃんの飼い主は猫のユウくんのことを学校で聞いていたため猫のユウくんの方を見てあまり気にせずに話を切り替えた。
それから飼い主2人は楽しく話し込んでいた。
2匹の飼い主は仲良く話をしていたが猫のユウくんとフェレットのコウちゃんは顔を見ようともせずお互いに距離をとったまま何も話さなかった。
「…」
「…」
そんな状態のまま時間が過ぎていき猫のユウくんはだんだんつまらなくなりそのうちにお気に入りのクッションの上で丸くなって眠ってしまいました。
猫のユウくんが眠ってしまってから数分後
「…アハハくすぐたいよ」
「ぅ…(何だよこっちは寝てのに何、騒いでんだ?)」
フェレットのコウちゃんと飼い主の楽しそうな会話が聞こえてきて猫のユウくんは気になりうすらと片目を開けたら
「!?」
フェレットのコウちゃんが猫のユウくんの飼い主と楽しく遊んでいたのです。
「あいつ…」
その光景を見た猫のユウくんは起き上がりフェレットのコウちゃんのところに行き思いきりフェレットのコウちゃんの顔を引っかいてしまいました。
「!?…」
「ユウくん!?」
「コウちゃん!?」
猫のユウくんはフェレットのコウちゃんの顔に怪我をさせてしまい飼い主達は驚いてすぐに2匹を放しフェレットのコウちゃんは動 物病院へ連れて行った。
動物病院で診てもらった結果
フェレットのコウちゃんの怪我はそんなに重傷ではなかったが念のため様子を見て1週間は安静にする事になった。
猫のユウくんの飼い主は獣医さんに言った。
「何時もはおとなしいのにどうしちゃたんだろうユウくん…」
そう言ってフェレットのコウちゃんの飼い主に謝った。
「…もしかしたら…」
そう聞いた獣医さんは2人の飼い主に尋ねた。
「ユウくんの前でコウちゃんと仲良くしていたかな?」
獣医さんがそう聞いたので2人の飼い主は頷いた。
「だからか…」
獣医さんが納得したようにそう言ったら飼い主2人は首を傾げた。
獣医さんの話によると
「猫は飼い主をとられると敵対心を持つことがあるんだよ…まぁ分かりやすく言うとユウくんは飼い主さんがとられたと思ってそれでユウくんは怒ってコウちゃんに怪我させちゃたんだよ…まぁいわゆるやきもちてやつだな…」
それを聞いた2人は驚いていた。
「…猫てヤキモチやくんだ」
「まぁ猫だけじゃないけどね…ヤキモチやくのて…」
そんな事を聞いた猫のユウくんとフェレットのコウちゃんの飼い主は獣医さんから他にも色々聞いてそれから傷の手当てを終えフェレットのコウちゃんといっしょにそれぞれの家に帰って行った。
それからフェレットのコウちゃんが動物病院で傷の手当てをしてもらってから次の日のお昼頃
「…」
猫のユウくんは何時ものように縁側でお昼寝をしようと縁側で丸くなって目をつむっていたが…
「眠れねぇ…」
目が冴えてなかなか寝付けずにゴロゴロと何度か寝返りをしたが眠れない猫のユウくんそれもそのはず飼い主からフェレットのコウちゃんのことを聞いた猫のユウくんはフェレットのコウちゃんのことが気になって眠れなかったのです。
あのあと家に帰って来た。猫のユウくんの飼い主は多分、自分の部屋にまだいる猫のユウくんのところに行った。
「…ユウくん」
「!?…」
猫のユウくんの飼い主が部屋に入ると猫のユウくんはまだ飼い主の部屋にいて部屋の隅でちじこまっていた。
猫のユウくんは飼い主が部屋に入る前、部屋の扉のガチャという音にびくとして少し震えていた。
部屋に飼い主が入って来て猫のユウくんのことを呼んだが猫のユウくんは飼い主に呼ばれてもその場から動こうともしなかった。
「…」
「…」
猫のユウくんはフェレットのコウちゃんを引っ掻いてしまった時、飼い主に怒られたのが相当ショックだったのか飼い主に名前を呼ばれても飼い主のもとに行かず少しびくびくしていた。
猫のユウくんの飼い主が帰って来る前
猫のユウくんがフェレットのコウちゃんを引っ掻いてフェレットのコウちゃんから猫のユウくんを遠ざけた時
「ダメだよユウくん!こんなことしちゃ!」
「!?」
猫のユウくんの飼い主は強く言って怒りました。その時、猫のユウくんは驚いて耳が垂れてしゅんとなりそれから飼い主は猫のユウくんを部屋の隅の方へ下ろして猫のユウくんの飼い主は猫のユウくんのことはほっといてフェレットのコウちゃんの飼い主と一緒に動物病院に行ってしまった。
「…(飼い主にあんなに怒られたことなかったのに…捨てられるのか?)」
そのあと置いていかれた。
猫のユウくんは部屋の隅の方でしゅんとなってそう思っていた。
猫のユウくんは飼い主が帰って来た時もまだ耳は垂れたまましゅんとなった状態で少し震えていた。
もともと猫のユウくんはあまり飼い主に怒られることはしない猫だった。
猫のユウくんは怒られることはあまりなかったがあんなに怒られたことはなかった。ので猫のユウくんは嫌われて捨てられるのかと思い怖がっていた。
猫のユウくんは今の飼い主と暮らす前はもともと野良猫だった。野良猫だった時の猫のユウくんには良い思い出もなく辛いことばかりだった。
「もうあんな思いしたくねぇのに…けどあいつを怒らせた…自業自得だよな…捨てられても…」
猫のユウくんはそう思って捨てられるのを覚悟していたが野良猫として生きてきた環境に戻るのはやはり怖がっていた。
その時の恐怖心がいまだに消えない猫のユウくんはその時のことを思い出して怖がっていたらちょうど猫のユウくんの飼い主が帰って来て今の状態になっていた。
「…ユウくん…もう怒ってないからおいで…」
猫のユウくんの飼い主は猫のユウくんが怯えているのに気づき安心させるようにそう言って猫のユウくんの側に来てしゃがんで両手を差し伸べた。
「…」
だが猫のユウくんは怖がってしまいプイとそっぽを向いて動こうともしなかった。
「…大丈夫だよ…病院で診てもらったらコウちゃんの怪我たいした怪我じゃなかったて…でも一週ぐらいは一様安静にしてなきゃいけないんだ…」
そう言いながら猫のユウくんの飼い主は今だに怯えている猫のユウくんの頭を撫でた。
「…ごめんね。ユウくん…」
「え…」
「先生が言ってたんだユウくんは焼きもちやいたて…私がコウちゃんに取られたて思っちゃたんだよね。大丈夫だよ。私はユウくんのこと大好きだからコウちゃんのところには行かないよ。安心して…」
猫のユウくんの飼い主は安心させるように言って微笑んで猫のユウくんを抱き上げた。
「!?…」
「大丈夫だよ…ユウくん大好き!」
飼い主は猫のユウくんを抱き上げてぎゅうと抱き締めた。
猫のユウくんは抱き上げられた時にびくとなって驚いていた。
「…(捨て…られないのか?)」
飼い主が抱っこしたまま優しく撫でられたのに疑問に思いつつ飼い主の顔を見上げて見たら優しく微笑んでいる飼い主を見て安心し垂れたままだった耳はピンと元に戻った。
それから猫のユウくんはそのまま飼い主の腕の中で眠ってしまった。
そして今に至る。猫のユウくんは昨日、飼い主に嫌われて捨てられるんじゃないか心配だった猫のユウくんだったがそんな不安はなくなったのはいいがこんどは怪我をさせてしまった。
フェレットのコウちゃんのことが気になり何時もの昼寝もできなかったのだった。
「ハァー…捨てられなかったしあいつにも嫌われなかったからいいが…原因を作ったあいつに怪我させたのはよくなかったからな…飼い主が言うにはあいつは大丈夫だって言ってたけど…」
「何が大丈夫、何だ?」
「!?」
いきなり声をかけられて驚いて猫のユウくんが起き上がって見てみるとそこには1匹の猫がいました。
「よ!」
「何だ…ムーさんか…驚かさないでくださいよ」
猫のユウくんの前に現れた猫
その名前は猫のムーさん
猫のムーさんは猫のユウくんの恩人でもあり猫のユウくんが困っていた時に何時も助けてくれていた猫さんだった。
「わりわり…で何が大丈夫、何だ?」
「え…いや、その…」
「?」
「…実は…」
猫のユウくんは猫のムーさんに話すか話さないか迷いましたが恩人でもあり何時も助けてくれてる猫のムーさんに迷惑をかけたくなかったが心配もかけたくなかったので猫のユウくんは話すことにしました。
「なるほどな…それで何時もは寝ているユウが珍しく起きてたのか」
「…それじゃまるで俺が何時も寝てるみたいじゃないですか…」
「いやいや正しくだろお前のばわい」
「ぅ…」
猫のムーさんにそう指摘されて何も言えない猫のユウくん
それもそのはず猫のユウくんは何処かに出かけたりするのも面倒臭がりで何時も寝てばかりだっただからそう言われても仕方がなかった。
「まぁそんな話はいいとしてお前はどうしたいんだ?」
「どうしたいて…何がです?」
「何がて…ハァーそのフェレットのコウちゃんてやつと仲直りしたいのか?したくないのか?てこと…」
「!?べ、別に仲良くなりたい訳じゃ…それに俺は…あいつとは仲が良い訳じゃないし…」
「いやいや俺は仲良くなりたいかじゃなくって仲直りしたいかどうかだよ」
「え…ぁ…」
そう猫のムーさんに指摘されて言い間違えて言ったことに猫のユウくんは恥ずかしくなりうつ向いた。
「たく…それでユウはどうしたいんだ」
「…」
猫のムーさんは呆れながらも猫のユウくんにそう尋ねたが猫のユウくんは黙ってしまった。
「…まぁいっか…それより…」
猫のユウくんが何も言わなかったので猫のムーさんは気を使って話を変えようとした
「…謝りたい…」
「え?」
猫のユウくんは一言そう言った。
「いや…その…俺が怪我させたわけだし…悪いのは俺だから…」
「…なるほどな…よし!そんじゃ俺に任せろ!」
「え?」
猫のユウくんの言葉を聞いて猫のムーさんは「任せろ」と言って猫のムーさんはどこかに行ってしまいました。
「あ、ムーさん…行ちゃたよ…まぁいっか…ふぁ~…寝よ」
そう言って猫のユウくんは猫のムーさんのことを呼び止めたが猫のムーさんは行ってしまい猫のユウくんはあとを追いかけるのがめんどくさかったのであくびをしてまた寝ようとした。
「…何でまた寝ようとしてんだ!?」
「!?…何ですか?」
猫のムーさんは戻って来て寝ようとしていた猫のユウくんを起こした。
「何ですか?じゃねぇ!!お前が謝りたいて言ったんだろ!」
「そりゃそうですけど…」
「ユウが謝りに行かないでどうするんだよ!」
「…だって…めんどいし…」
「…めんどくさがるな!ほら行くぞ!」
「わ!な、何するんですか!?」
めんどくさがっている猫のユウくんの態度に対して猫のムーさんはそんな猫のユウくんに腹を立てて怒鳴り猫のユウくんの首根っこを加えた。
猫のムーさんは猫のユウくんより大きいので子猫を加えるように猫のユウくんの首根っこを加えて無理矢理、何処かに連れて行ってしまいました。
「何処に行くんですか!?」
「…ここだよ」
猫のユウくんはぶら下がった状態になったまま猫のユウくんは猫のムーさんに尋ねた。猫のムーさんは加えていた猫のユウくんを下ろしてそう言った。
「ここは…」
猫のユウくんが連れてこられたのは隣の家の庭だった。
「そんで…そのコウちゃんてやつがいるのはこの家の何処に居るんだ?」
「知りませんよ…俺はあいつと仲が良い訳じゃないし知るわけないでしょ…それに何でここに来たんですか?」
「それもそうだな…それにここに来たのは謝るためだろ」
「誰が」
「誰が…て…お前がだよ」
「何で…」
「何で…て…ハァーユウお前なぁ…ユウが謝りたいて言ったんだろが!!ユウが謝りに行かないでどうするんだよ」
「…別に今すぐじゃなくても…」
「何、言ってんだよこういうのは早い方が良いんだよ後になったら謝りにくくなって仲良くなることなんて出来ないんだよ」
「だから俺はあいつと仲良くなりたい訳じゃ…」
「けど謝りたいんだろ?」
「ぅ…」
猫のムーさんが猫のユウくんにそう指摘したら猫のユウくんはまた黙ってしまった。
「…ハァーたく…少しは素直に慣れよ…しゃねぇ…とりあえずそのコウちゃんてやつに会いに行くか…」
猫のムーさんはため息をついてまた猫のユウくんの首根っこを加えた。
「わぁ!こんどは何処に行くんです!」
猫のムーさんは何も言わずに猫のユウくんを加えたまま近くにある木を登って塀に跳び移り更に屋根つたいに跳び移って猫のムーさんは2階のベランダに入った。
「…到着と」
猫のムーさんは加えていた猫のユウくんをその場に下ろした。
「…ムーさん勝手に入ったりしたら追い出されますよ」
「大丈夫だって…まぁ見つからなきゃな…」
「…それより何で2階のベランダに入ったんですか?」
「そんなの決まってるだろ…たいてい一軒家の家で動物を飼うったらその家の子供の部屋に飼うことが多いだろ?」
「そうなんですか?」
「そうなの…子供て動物、好きだろ?」
「それは…そうですけど…」
「ユウの飼い主の部屋だって2階だろ?」
「そりゃまぁ」
「それに子供の部屋は2階にあること多いしだからそのフェレットのコウちゃんてやつも同じなら2階にいる可能性はたかいしな」
「僕のこと呼んだ?」
「!?」
猫のムーさんと猫のユウくんが話していたら突然、声をかけられてビックリして2匹は声がした方を見たらフェレットのコウちゃんがいた。
「?…あ、君は…」
フェレットのコウちゃんは猫のユウくんのことを見ると猫のユウくんのことを睨んだ
「ぅ…」
「お、おいユウ…何で俺の後ろに隠れる」
「だって…めちゃ睨んでるすよ」
「ハァーたく…何のためにここに来たんだよ!」
猫のユウくんはフェレットのコウちゃんに睨まれてしまい思わず猫のムーさんの後ろに隠れた。
そんな猫のユウくんの行動に猫のムーさんはため息をついて猫のユウくんの後ろに回り猫のユウくんの背中を押した。
「わぁ!な、何するんすかムーさん!?」
「…謝りたいんだろ?」
猫のムーさんは小声で猫のユウくんにそう言って謝るように促した。
「…」
「…えっとその…ああ!くそ…こ、この前は悪かった!その引っかいちまって…怪我させて…」
「…」
猫のユウくんは猫のムーさんに背中を押されてどぎまぎしつつも覚悟を決めて謝った。
「…お前と飼い主が仲良くしているのを見たらつい…」
「…焼きもちをやいた?」
「…」
そう言われて猫のユウくんは何も言わずにうなずいた。
「…僕の飼い主さんから聞いたけど猫て飼い主をとられると敵対心を持つことがあるて…」
「…」
「それを聞いた時もし僕が君の立場だったら僕も同じことしてたかも…僕だって僕の飼い主さんと君が仲良くしているところ見たら…だから僕も君に謝らなきゃなて…ごめん…」
「何で謝んだよ悪いのは俺なのに」
「だって…僕だって君と僕の飼い主さんが仲 良くしてたら君が僕の飼い主さんをとられたて思うもん…だから…」
「…怪我は大丈夫なのか?」
猫のユウくんは怪我をさせてしまったことに気に掛けて怪我の偶はいを聞いた。
「あ、うん…診てもらったらたいした怪我じゃないから2、3日たったら治るて言ってたけど念のため1週間は安静て言われてるけど…全然、平気だよ」
「そっか…良かった…」
「これで仲直りだな!」
そんな二匹のやり取りを見ていた。猫のムーさんは二匹の間に割り込んできた。
「ムーさん!」
「えっと…さっきから気になっていたんだけど…」
「?…ああ、俺は…」
フェレットのコウちゃんは最初からずっと猫のユウくんと一緒にいる猫のムーさんのことが気になっていたので猫のムーさんに尋ねようとしたら猫のムーさんはフェレットのコウちゃんが聞こうとしていたことがわかったので自分から自己紹介しようとした。
「ムーさんだ皆からムーさんとかムタさんとか呼ばれてる」
「おい!俺から言おうとしてたのにしかも何だよ名前だけて…他にもあるだろ!」
「そう言われても…」
「無いんかい!」
「あ」
「!…あるだろやっぱり!?」
猫のムーさんが期待の眼差しの目で猫のユウくんを見た
「…横に長い猫?」
「何だよそれ!?俺が太った猫だと言いたいのか!それに何で最後に疑問けい何だよ!」
「ふふ…仲が良いんだね」
「…まぁなムーさんは俺の恩人だからな」
「そうなんだ…」
「だったらもうちょとちゃんとした紹介しろ!」
「…何かめんどいし」
「めんどくさがるな!」
「アハハ…」
そうして3匹は仲良くなり猫のユウくんとフェレットのコウちゃんは仲直りができたのでした。
「…そういえば…ムーさん今日は何か用があって来たんじゃなかったのか?」
仲直りできた猫のユウくんはあれから家に帰っていつもの縁側でもう一度、寝ようとしたらふと猫のムーさんがなぜ訪ねて来たのか気になった。
「…まぁいいか…ふぁー…」
めんどくさがりの猫のユウくんは余り気にせずに縁側であくびをしてそのまま眠ってしまいました。
その頃、猫のムーさんは…
「良かった良かったこれであの2匹がなかよく…?あれ?俺、今日はなんでユウの家に行ったんだっけ?」
猫のムーさんは家に帰る途中ふと足を止めて今日はなぜ猫のユウくんのところに行ったのか考え込んでいた。
「あれ…ムタさんこんなところでどうしたんですか?」
そう言って1匹の猫が声を掛けてきた
「?…おう…タク」
猫のムーさんに声を掛けたのは猫のユウくんと仲が良い猫さん
名前は猫のタク
「今からユウに会いに行くところですか?」
「いいやもう会って帰るところだ」
「じゃユウに次になにやりたいか聞いたんですね」
「え?」
「え…て…もしかして聞かなかったんですか?」
「…あ!忘れてた…」
「え…じゃ今日は何をしに行ったんですか?」
「いや…その…」
「?」
猫のムーさんは今日、猫のユウくんの家に行ったのに目的があったのをすっかり忘れて猫のユウくんの相談にのって2匹を和解させてそのまま帰って来てしまったことを猫のタクに話した。
「なるほど…まぁそれなら仕方がないですよ」
「そりゃそうだけど…ハァー何しに行ったんだか俺は…」
猫のムーさんは項垂れた。そんな猫のムーさんを見て猫のタクは言った。
「…じゃあ俺が聞いて来ましょうか?」
「え?」
「ムタさん他の奴らにも聞きにいかなきゃいけないから忙しいでしょ?」
「まぁそりゃそうだけど…いいのか?」
「いいですよ…それにそのフェレットのコウちゃんに会ってみたいし…」
「そうか?…助かる!…まぁまだ何をやるか決まってないから何時でもいいだけどな…それにユウのことだから何でもいいとか言いそうだけどな…」
「そうですね…ユウはめんどくさがりですからね」
「ハァー」
猫のタクがそう言って猫のムーさんと猫のタクは二匹、同時にため息をついた。
「…それじゃ気が向いたらユウのところに行ってみますよ」
「おう…そんじゃ頼むわ」
猫のタクが忙しい猫のムーさんの代わりに聞いてくれると言ってくれたので猫のムーさんは猫のタクに頼むことにして猫のムーさんと猫のタクはそれぞれ自分の家に帰って行った。
猫のムーさんが猫のユウくんに聞きたがっていたことは何か今はまだわからないが他の動物達を集めて何かやろうとしていた。だが猫は気まぐれなので何をやるのかそれに何時やるのかはわからなかった。
いったい何をやるのかこの時フェレットのコウちゃんも猫のユウくんも知るよしもなかった。
最初のコメントを投稿しよう!