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思っていた通り、君はすぐに帰ってこなかった。 と言っても心配されるほど時間は経っておらず、グループLINEでちょっと先だけどスーパーがあったからそこで買うね~と言っていた。 俺は、荷物重そうだから迎えに行くわ と2人に伝えて君の元に向かった。 日は沈みかけていて、夕日に照らされた山々が綺麗だった。 風が心地よくなびく。 結構歩くな と思っていたときに、君はいた。 橋の中間で、買った荷物は地面に置いている。 下には川が流れていた。 その川を目で追っているように見えた。 そっと近づいていくと、君は僕に気づいた。 まるで来るのを知っていたような顔で、ちょっとだけ寄り道 と笑った。 見て、川が綺麗なの そう君に言われて俺も川を覗き込んだ。 交通量が殆ど無いため、川の流れがうっすらと聞こえる。 大丈夫か? 君に聞くと、大丈夫だよ と返ってきた。 やっぱり気づいてたんだ?私のこと ふふっと笑う君の横顔は透き通っていた。
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