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ままならない日々
中学生の頃から自作の小説を書き連ねていた僕は、いつしか小説家に憧れ、大学に進学したときに迷いもなく文芸部に入った。
すぐに評価してもらえて、もしかしてすぐに書籍化も!? なんて夢を見ていたが、現実は甘くなかった。
仲間に作品を酷評されることも多く、あまりの辛さに1ヶ月近く部室に顔を出さないことさえあった。
そんな時に支えてくれたのが、この橋で出逢った、古いタイプのメイド服を着た彼女だった。
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