第一章 金木犀(きんもくせい)
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10月7日 窓を開けると甘い香りがした。秋の訪れを教えてくれるオレンジ色の花。小さな身体なのに人の心を癒す力は絶大で、そんなところに謙虚さを感じる。命は短く花を落としてオレンジ色の絨毯に変わり、足元を華やかにしてくれる光のような気高い花。いくら隠し通しても真実の姿を隠せない甘い香りは陶酔した初恋を想い返すことが出来る。
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