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目覚ましの音で目が覚める
どこにでもいる普通の少女
寝惚けながらも布団から起き上がると、目を擦りながらリビングへ向かう
「お母さん、おはよー」
「あら、おはよう
今日は寝坊しないで起きたのね」
母親は笑いながらそう言って、朝食の準備を続ける
少女はそのまま、朝食が並ぼうとしているテーブルに着いた
「お母さん、私最近眠くてしょうがないの
どうしてだろう?」
「そんなの気の持ちようよ!
しょうもない事言ってないで、ご飯食べちゃいなさい」
母親に軽くあしらわれたが、少女からしてみれば本気の悩みだったのである
そう、それは二日ぐらい前から始まったのだ
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