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気がつくとお母さんの姿は、人混みに紛れて見えなくなった。
だけど、見えなくなる前にお母さんと、目が合った。その瞬間、確かに、『うん、分かった』とお母さんは目で頷いていた。
家に帰ると、怒られるかもしれない。だけどそれでも言えなかった言葉をお母さんに伝えることができた。
わたしは、今日のクリスマスイブのことを一生忘れないだろう。
ずっと、ずっと、忘れない。わたしが大人になってからも。きっとおばあちゃんになっても。
このクリスマスイブの一日をわたしは覚えているだろう。
「おしまい☆」
少し早いですが、ハッピークリスマス🎄
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