自分

小学校時代 ①

　幼い頃に叶わぬ夢を持ったことが、誰にでもきっとありますよね。
読書好きだったわたしは小学校に入学する頃にはすでにかなり飽きっぽくなっていました。夢なんてなくて、適当に「医者」なんて答えてましたね。
というか、世界をなめていました。適当に生きていければいいや、なんて漠然と思っていました。
　読書好き、絵もうまくはないがよくかき、縄跳びとキノコを嫌う、ちょっと実験が好きな保育園児が小学校に上がったわけです。

　わたしは違う地域の公立小学校に入学しました。1学年にわずか1クラス、面白そうなところだと思いました。割とアットホームな環境ですくすく育って行きました。