〈第7落下地点〉

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セーターの裾を、鎖骨の辺りまで捲り上げた。 さっき俺が服の中でしたから、ブラから膨らみがポロリと出ている状態。 やらしい。芽衣子ちゃん。 膨らみを周りから手で少し持ち上げて… ちゅ…っ 敏感な尖端を、口の中で転がした。 「~~~~~!!」 目をギュッと瞑って、顔を真っ赤にしながら首を横に振る、芽衣子ちゃん。 声を出さないように、必死そう。 「いいから…声…出していいから…」 「…んっ…」 意固地な芽衣子ちゃん、どうしたら聞かせてくれる? 頭の中で作戦を練る、その時、廊下でギシッギシッ、と誰かが歩く音がした。 「「……」」 お互い、息を潜める。 心臓の音が、そのまま聞こえそう。 足音は、この部屋の前を通り過ぎて、もう少し奥の方で、ガチャリ…とドアの開閉がなされた。 ちらりと壁掛け時計を見る。 6:31。 そろそろ、寮の奴らが活動し始める時間。 「…ごめん…芽衣子ちゃん… …やっぱり、声、出さないように… …お願いしても、いい…?」 耳元で囁くと、芽衣子ちゃんが目を潤ませて、恨めしそうに俺を見た。 そうだった 俺、芽衣子ちゃんにはイジワルだった ごめんね …
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